「推しの子」最終話が悲しいと言われる5つの理由。ルビーが最後まで救いがなくて可哀想と話題に!

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2024年11月14日発売の「週刊ヤングジャンプ」50号にて全166話の完結をした「推しの子」

この最終話がバッドエンドと感じている方が多く、「打ち切りなのでは?」とか、結末が「ひどい」「悲しい」という感想で話題になっています。
今回は、この「推しの子」の最終話について、見ていきたいと思います!

この記事はこんな人におススメ!
「推しの子」の最終話はなぜ悲しいと言われているのか理由が知りた
と気になっている方!

「推しの子」の最終話が悲しいと言われている理由

それでは、ここからは早速、「推しの子」の最終話が悲しいと言われている理由を見ていきます!

(理由1):ルビーの絶望と救いなき終焉

最終話では、ルビーが繰り返し失う悲劇的な運命に直面し、多くのファンが「救いがない」「可哀想すぎる」と反応しました。
物語の初め、ルビーとアクアは新たな人生を歩む希望を持っていましたが、母アイや慕っていたゴローを失い、最終的にはアクアまで失うことで、ルビーの物語は絶望と喪失の連続となりました。ファンは、アクアとルビーが共に平穏な未来を迎える展開を期待していたため、逆に彼女を更なる絶望に追い込む結末に落胆し、物語の急な展開に説得力の欠如を感じました。

tomato
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特にルビーが救いを求めて闇堕ちするも、最終的に希望の兆しが描かれないまま物語が終わることに、読者からは「なぜルビーに救いを与えなかったのか?」との疑問が生まれ、批判が集まっているようです。

(理由2):誰も救われない結末

多くのファンが抱いた不満の一つとして、「誰も幸せになれなかった」という点があるようです。物語が進行する中で、登場キャラクターたちの成長と救済を期待する声が大きかったものの、最終回ではその期待が裏切られました。
特に、アクアとルビーはもちろん、物語を支えてきたサブキャラクターたちの救いも描かれず、彼らの苦悩は終わりを迎えることなく強調される形となりました。アクアの復讐心やかなとの関係性、そしてあかねやミヤコ、五反田監督、姫川などのサブキャラクターたちも、結末に向けて十分に描かれなかったため、ファンからは「無情」や「救いがない」との批判が寄せられました。

raisin
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多くの読者は、過去の辛い出来事を乗り越えて幸せなエンディングを迎えることを望んでいたため、最終話の「バッドエンド」に失望し、物語の未完成感や打ち切り感を感じた人が多く見受けられました。

(理由3):伏線が回収されていない

最終話には多くの伏線が回収されないままで終わったことに対する批判が集まっています。
特に、「アクアとルビーが転生した理由」「アイの遺したDVD」の真意「ツクヨミの正体と目的」など、物語の根幹に関わる重要な謎が解決されないまま終幕を迎えました。
アクアとルビーの転生の目的は物語の序盤から重要なテーマとなっていたにも関わらず、説明がなされずに物語は終了。そのため、読者は「なぜ転生したのか?」という疑問を抱えたまま終わり、物語の展開に不満を感じました。また、アイのビデオメッセージやツクヨミの存在についても、最後まで不明な点が多く、読者は物語の完成度に疑問を持っています。

tomato
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核心部分が放置されたことで、物語の締めくくりに対して消化不良感が強く残ったのかもしれないですね。

(理由4):有馬あいが遺体のアクアへビンタした行動

最新話の前(165話)の展開で、有馬かながアクアの遺体にビンタをする衝撃的なシーンが描かれ、彼女のアクアに対する恋愛感情について多くの議論が巻き起こっています。
多くの読者は、かなの行動に対して疑問を抱き、「自己中心的で他人への配慮が欠けている」と批判する声が上がっています。特に、アクアの遺体を前にしたビンタは、真の愛情があれば取らない行動だと感じる読者が多く、かなの感情が自己中心的な自己愛に起因するものだという解釈もされています。

raisin
raisin

有馬あいは過去(146話)にアクアと「死ぬという言葉を使わない」「使ったらビンタして口汚く罵る」という約束をしていたので、それに基づいた行動だと思われます。とはいえ、遺体にそのようなことをするのは・・と読者の方が感じたようです。

(理由5):急すぎる展開、打ち切り感

ファンからは「急すぎる展開」や「打ち切り感」を感じたという声が多く寄せられています。
物語はアクアとルビーの「救済」を期待させる伏線が多数張られていたものの、急速に収束したため、重要な要素が十分に回収されないまま結末を迎えました。
特に、ルビーの心情の変化が描かれた後、アクアを失うという大きな出来事が続けて起こり、感情の整理が不十分なまま物語が終わったため、読者はキャラクターの心理描写が浅いと感じているようです。
アクアの復讐劇も物語の核心だったにも関わらず、結末が急激に解決され、その簡単さに対して「浅はかすぎる」との批判が集まりました。

tomato
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さらに、長年アクアとルビーを支えてきたキャラクターたちがほとんど描かれず、物語が未完結に感じられたことが「打ち切り感」を引き起こし、「これが本当に意図された結末なのか?」という疑問が生じているようです。

raisin
raisin

ちなみに、作者からは、このあと、単行本で18Pのおまけと、有馬と黒川の過去と未来を書いた小説が出るという話があります!!
打ち切り感があったのは、こちらに続くものだったからかもしれないですね。

まとめ

今回は、「推しの子」の最終話が悲しいと言われている理由を見てきました。

最終話が悲しいと言われている理由
 ①ルビーの絶望と救いなき終焉
 ②誰も救われない結末
 ③伏線が回収されていない
 ④有馬あいが遺体のアクアへビンタした行動
 ⑤急すぎる展開、打ち切り感
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。